3年前から交流のあったハワイ大学の教授との技術連携を進める中で、昨年12月に契約、2月から6ヵ月をかけて抽出方法の報告書と精製物を提供する。
ハワイの植物研究所では、生理活性研究を進める一方、液体クロマトグラフを活用しての高純度精製の技術のある研究所を模索していた。ジェイ・アイ・サイエンスについて、ハワイ大学の教授より紹介され、相談。(昨年、Qリー教授は松山市のジェイ・アイ・サイエンス研究室を訪れている)
そのリー教授の紹介のもと研究受託業務を交渉、昨年12月に契約書を交わしたもの。
ジェイ・アイは、1月から自社で保有するリサイクル分取クロマトグラフ装置などを使い精製を開始。今回の受託研究の意義を「ベトナム及び米国の研究所から注目される分離精製技術をさらに全世界の研究機関にアピールしたい」(松下所長)としている。