松下研究所長がベトナムの国立フエ大学より正式なクロマトグラフィーの講演の招待を受け、この機会を活用して6月中旬に3日間のワークショップも含めて開催した。この大学での講演会を土台として、日本分析工業(東京)と協力し、ベトナムでクロマトグラフとその関連機器の市場開拓に乗り出す。現在東南アジア地区の代理店(インドネシア主担当)が交渉を進めている。
講演会とワークショップの参加者は同大学農林科学学部の教員を中心に、他のカレッジの大学教員であった。講演内容は①クロマトグラフィーのメカニズムと有効活用②最新のリサイクルクロマトグラフィー(日本分析工業製)利用の実施例③持参したクロマト装置(ジェイアイサイエンス製の独自の分画装置ー特許申請中)での食品の有効成分の分離精製。
講演中、教授による質問と臨時のミニレクチュアーも入り活況であった。概してベトナムの大学の研究者は熱心である。講演後教授2名と共同研究で合意し現在進行中である。
(所長と懇意の農学部の先生と研究の進め方につて検討会を現在開いている)